決算分析

東武鉄道株式会社
2026-03期 有報5年推移分析

公開日: 2026/09/04

増収でも本業は減益、それでも最高益 | 有価証券報告書 2026年3月期

参考株価と時価総額

項目
前提2026-09-04 15:30時点の参考株価。当期(第206期)有価証券報告書に記載の発行済株式総数で算出
株価2,941.0円
発行済株式総数197,266,821株
時価総額5,801.6億円

増収でも本業は減益、それでも最高益 ―― 東武鉄道2026年3月期を読む

提出日:2026-06-22 / 会計期:2026年3月期

項目前期当期前期比
営業収益6,314.61億円6,554.35億円+3.8%
営業利益746.04億円718.61億円△3.7%
親会社株主帰属純利益513.30億円556.20億円5期で最高

ようか | 笑顔

いちばん上、増えてる!

コロナからちゃんと戻ってきたんだな!


やよい | 説明

うむ。営業収益はコロナ前の水準を上回っておる。

じゃが、その下を見よ。


ようか | キョトン

……真ん中だけ減ってる。

売れてるのに、儲けが減ってるの?


やよい | あきれ顔

そうじゃ。

そしてもう一段下を見るのじゃ。


ようか | 驚き

えっ、いちばん下は5期で最高!?

減ってるのに最高って、どういうこと!?


やよい | 自信あり

この3行は、それぞれ別の場所で決まっておってな。

答えは本業の外にある。順に見ていくとしよう。


目次

  • 会社概要: 鉄道だけじゃない複合企業の実像
  • 収益構造: 鉄道一本足からの脱却を狙う姿勢
  • 前期からの変化: 増収なのに減益という不思議
  • 当期の注目ポイント: 初心者向けにポイントだけ整理
  • 5年推移の財務諸表まとめ: コロナ底からの5期を通して見る
  • 指標まとめ: 来期に答えが出る問い
  • 補足: 数値の前提と限界の注記

1. 会社概要: 鉄道だけじゃない複合企業の実像

ようか | 笑顔

東武鉄道かぁ。

スカイツリーがある鉄道会社だっけー?

やよい姉!解説よろしく!!


やよい | 説明

まったく、、覚えが悪いのぅ、、思い出すがよい。

鉄道・バス・貨物を担う運輸事業を土台に、観光やホテル、不動産、百貨店まで抱える複合グループなのじゃ。

一言でいえば、沿線に住む人・訪れる人から、運賃・家賃・買い物代を広く集めて稼ぐ会社じゃな。


ゆり | 無表情

まとめたのです。

項目内容
主力事業運輸事業(鉄道・バス・タクシー・貨物運送)
その他事業レジャー(観光・ホテル・スカイツリー)、不動産(賃貸・分譲)、流通(百貨店・ストア)
収益形態運輸・不動産賃貸は利用者や入居者から継続的に得るストック型、不動産分譲やレジャー・流通は都度の需要で稼ぐフロー型が中心
開示区分運輸・レジャー・不動産・流通の4報告セグメント+その他事業

ようか | 驚き

え、鉄道だけじゃなくて百貨店もスカイツリーもやってるの!?

思ったよりデカい会社じゃん!


やよい | あきれ顔

うむ。会社は長期ビジョンでも、観光事業と沿線のまちづくりを成長領域に据えておるのじゃ。


ゆり | 微笑み

運輸事業を土台にしつつ、観光と沿線開発で伸ばしていく方針ということですね。

2. 収益構造: 鉄道一本足からの脱却を狙う姿勢

ゆり | 無表情

収益に対する企業姿勢はどうなのでしょう?


やよい | 説明

うむ。よい指摘じゃ。

有報を見ると、鉄道以外の稼ぎを増やす方針をはっきり打ち出しておる。


ようか | キョトン

電車以外で、どうやって?


やよい | 説明

観光やまちづくりへ積極的に投資していく形じゃ。

2030年代半ばには営業利益1,000億円超えを目指しておるぞ。


ゆり | 微笑み

鉄道の安定収入を土台にしながら、観光や開発で上乗せを狙う姿勢ということですね。


やよい | あきれ顔

うむ。そうじゃな。

今後は、その投資が実際に非鉄道事業の稼ぎとしてちゃんと返ってくるかを見ていく必要があるな。

3. 前期からの変化: 増収なのに減益という不思議

売上と利益:増収を上回った費用

ようか | 笑顔

稼ぎってどうだったの~?

今年もガンガン伸びてる感じ!?


やよい | 説明

冒頭でも触れたが、話はそう単純ではないのじゃ。

売上は伸びたが、利益はむしろ減っておるぞ。

項目前期比較前期当期
営業収益6,314.61億円6,554.35億円
営業利益746.04億円718.61億円
営業利益率11.81%10.96%

ようか | 驚き

えっ、売上増えたのに利益減ってるの!?

なんで!?


やよい | あきれ顔

費用の増え方が、売上の増え方を上回ってしもうたのじゃ。

運輸業の費用が194.72億円、販売費及び一般管理費も72.44億円増えての。


ようか | キョトン

売上はどのくらい増えたんだっけ?


やよい | 説明

増収は239.74億円じゃ。

対して費用は合計267.17億円増えておる。

差し引きで、本業の利益は削られたわけじゃな。


ゆり | 無表情

費用の細かい中身(人件費や修繕費の内訳など)までは、有報の記載からは追い切れないのです。

手元資金と有利子負債:増えても、差は変わらない

ようか | キョトン

じゃあ、手元のお金は増えたの?

減ったの?


やよい | 説明

現金及び預金は増えておる。

ただし有利子負債も増えたままでな。表を見るのじゃ。

項目前期比較前期当期
現金及び預金351.10億円443.70億円
有利子負債7,790.54億円7,889.87億円
ネットキャッシュ△7,439.44億円△7,446.17億円

ようか | 驚き

借金のけたが、ひとつ違う!


ゆり | 微笑み

現金及び預金の対資産率も2.00%から2.38%へ上がっているのです。


やよい | あきれ顔

鉄道は線路や車両を長期の借入・社債で賄うのが普通の業態じゃ。

有利子負債が多いこと自体を、単純に悪いと決めつけられるものではないぞ。

フリーキャッシュフロー:数字は派手だが、比べる相手が低い

ようか | 笑顔

じゃあ、会社に残るお金(フリーCF)は増えたのかな~?


やよい | 説明

うむ、こちらは改善しておる。

営業CFの伸びが、投資の重さを上回ったのじゃ。

項目前期比較前期当期
営業CF900.72億円1,066.40億円
投資CF△867.78億円△827.20億円
フリーCF33.94億円239.20億円

ようか | 驚き

フリーCF、6倍以上になってるじゃん!?


やよい | あきれ顔

数字だけ見ると派手じゃが、比べる相手を見よ。

前期の33.94億円は、5期の中でいちばん低い水準じゃったのだ。


ようか | キョトン

なんだ、そういうことか。

じゃあ営業CFが増えたのは何で?


ゆり | 無表情

営業CFの内訳を並べてみたのです。

向き項目前年差
押し上げ仕入債務の増減(減少から増加へ転換)+129.87億円
押し上げその他運転資金項目の改善+99.37億円
押し上げ(投資CF)有価証券の売却・償還収入の増加+29.31億円

ようか | キョトン

投資の方はどうなの?

設備投資、減らしたのかな?


やよい | 説明

いや、むしろ増えておる。

投資CFが軽くなったのは、有価証券の売却・償還収入が増えたからでな。

設備投資そのものは1,085.77億円とほぼ横ばいの高水準で、投資を絞った結果ではないぞ。


ゆり | 無表情

セグメント別の設備投資では、レジャー事業が144.19億円へ減り、不動産事業が281.11億円へ増えているのです。


やよい | 説明

レジャーは前期の用地取得の反動じゃな。

不動産のほうは「EQUiA(エキア)越谷」などのまちづくり案件が進んで倍増しておる。


やよい | 微笑み

財務CFも、社債の大量償還(純額△243.00億円)で黒字から赤字に転じておる。

配当や自己株式取得を続けながら、社債の借り換えも進めておる格好じゃな。


ゆり | 無表情

ここまでの流れは、増収は続いたけど費用増で利益は縮み、キャッシュは堅調だった、という理解でいいのですか?


やよい | 微笑み

うむ、そういうことじゃな。

増収は続いたが費用増で本業の利益は縮み、キャッシュ創出力とお金の使い方は堅調じゃった、ということじゃ。

4. 当期の注目ポイント: 初心者向けにポイントだけ整理

ようか | 泣きつく

ゆり姉ぇわたしにも分かるようにポイントまとめて(泣)


ゆり | 無表情

まとめてみました。


▶ 営業収益は前期比+3.8%と増収も、営業利益率は11.81%→**10.96%**へ低下。

▶ 手元資金(現金及び預金)は前期比+**26.5%**増加。

▶ フリーCFは前期比+205.26億円改善(33.94億円→239.20億円)。ただし前期の水準自体が5期で最も低かった点に注意。

▶ 純利益が5期で最高になったのは、投資有価証券売却益や固定資産売却益の増加、減損損失の縮小といった特別損益の改善(純額+78.88億円)が主因で、営業利益・経常利益はむしろ減益。

▶ 運輸事業の定期券収入を中心とした、ストック型収益の比率が大きい企業である。


5. 5年推移の財務諸表まとめ: コロナ底からの5期を通して見る

ようか | 笑顔

前期との違いは分かったけど、ちょっと長いスパンで見るとどうなんだ!?


やよい | 説明

うむ、まずは稼ぐ力を見て行こう。


項目5年前4年前3年前2年前当期
売上高5,060億円6,148億円6,360億円6,315億円6,554億円
当期純利益135億円292億円482億円513億円556億円
営業利益247億円567億円739億円746億円719億円
営業利益率4.89%9.22%11.62%11.81%10.96%

やよい | あきれ顔

ようか、ここから何を見る?


ようか | 驚き

えっと…売上も利益も、ずっと右肩上がりに見える!


やよい | 説明

半分正解じゃな。

コロナ後の回復で5期ともほぼ増収・増益基調じゃった。

じゃが、営業利益と営業利益率は当期だけ頭打ちになっておる。


ようか | キョトン

でも純利益の行だけは、いちばん右が高いね。


やよい | 自信あり

そこがこの表のミソじゃ。

本業の利益と最終の利益が、当期だけ別々の方を向いておる。


やよい | 微笑み

次にキャッシュの流れを追っていくぞ。


項目5年前4年前3年前2年前当期
現金及び預金460.66億円692.55億円314.48億円351.10億円443.70億円
現金及び預金の対資産率2.73%3.98%1.85%2.00%2.38%
ネットキャッシュ△7,571.05億円△7,229.22億円△7,162.93億円△7,439.44億円△7,446.17億円
ネットキャッシュ比率△117.92%△89.40%△129.05%△149.38%△131.57%
フリーCF358.87億円484.04億円300.65億円33.94億円239.20億円

ようか | 驚き

ネットキャッシュの棒、5年ずっと下向きだ!


ゆり | 無表情

ネットキャッシュのマイナスは5期ともかなり大きいままですが、設備投資の負担が重い業態だからということですか?


やよい | 自信あり

うむ。そういうことじゃな。

鉄道会社は線路や車両という重い資産を、長期の借入・社債で支えるのが前提の業態でな。

ネットキャッシュが大きくマイナスなこと自体は、この業態では珍しくないのじゃ。


ようか | キョトン

でも、その資産は増えてるの?


やよい | 説明

増えておる。

設備投資は539.84億円(5年前)から1,085.77億円(当期)へ、実額ベースでおよそ2倍になった。

一方で減価償却費は533~556億円台でほぼ横ばいでの。資産を積み増すペースの方が速い局面、と見ておくとよいぞ。


ゆり | 無表情

さらに詳細に知りたい人向けに、財務諸表をまとめたので、必要な方は以下を見るといいのです。

▼ 財務諸表を見る

ゆり

詳細に知りたい人向けに、財務諸表まとめたのです。

▼ BS(貸借対照表)

項目5年前4年前3年前2年前当期
現金及び預金460.66億円692.55億円314.48億円351.10億円443.70億円
流動資産1,674.75億円2,060.90億円1,689.53億円1,768.39億円1,947.87億円
有形固定資産13,954.85億円13,938.48億円13,672.69億円14,108.93億円14,624.21億円
総資産16,898.55億円17,381.95億円17,040.63億円17,532.00億円18,635.62億円
流動負債4,097.35億円4,594.39億円3,863.22億円4,387.33億円4,759.85億円
固定負債8,209.01億円7,981.81億円7,760.27億円7,537.13億円7,653.50億円
純資産4,592.19億円4,805.75億円5,417.13億円5,607.53億円6,222.27億円
自己資本比率26.8%27.3%31.4%31.6%33.0%

▼ PL(損益計算書)

項目5年前4年前3年前2年前当期
売上高5,060.23億円6,147.51億円6,359.64億円6,314.61億円6,554.35億円
売上原価3,685.88億円4,409.59億円4,414.99億円4,337.73億円4,532.45億円
売上総利益1,374.35億円1,737.92億円1,944.65億円1,976.88億円2,021.90億円
営業利益247.32億円566.88億円738.83億円746.04億円718.61億円
親会社帰属純利益134.53億円291.79億円481.64億円513.30億円556.20億円

(注)売上原価は、当社の開示科目「運輸業等営業費及び売上原価」を用いている。

▼ CF(キャッシュ・フロー計算書)

項目5年前4年前3年前2年前当期
営業CF668.51億円1,011.15億円916.90億円900.72億円1,066.40億円
投資CF△309.64億円△527.11億円△616.25億円△867.78億円△827.20億円
財務CF△350.05億円△252.85億円△679.18億円3.21億円△146.52億円
フリーCF358.87億円484.04億円300.65億円33.94億円239.20億円
現金増減9.38億円231.88億円△378.16億円36.77億円92.71億円

6. 指標まとめ: 来期に答えが出る問い

ようか | キョトン

売上は伸びて、本業は減って、最終は最高。

これ、どう受け止めればいいんだ!


やよい | 自信あり

一言では決まらぬ。

じゃから、来期に答えが出る問いを置いておくとしよう。


  • 費用の増加は止まるのか? → 運輸業の費用194.72億円と販管費72.44億円の増加が、増収239.74億円を上回った。内訳は開示から追い切れず、来期の数字を待つしかない。

  • 特別損益に頼らずに最高益を出せるのか? → 当期の純利益556.20億円は、特別損益の改善(純額+78.88億円)に支えられている。売る資産が減れば、この形は続かない。

  • 設備投資1,085.77億円は、いつ非鉄道の稼ぎとして返ってくるのか? → 5年でおよそ2倍。減価償却費は横ばいのままで、資産を積み増すペースの方が速い状態が続いている。

  • 有利子負債7,889.87億円は、金利上昇局面でどこまで抑えられるのか? → 有報のリスク欄にも「金利上昇傾向を踏まえた有利子負債残高の適切な管理」という記述が新たに加わった。


ゆり | 無表情

さらなる分析用は下を開いて見るのです。

分析用データを見る

指標まとめ(2026年3月期)

やよい: 単純な数値では測れぬが、バリュエーション指標としてはPEREBITDAROICあたりを、財務健全性は流動比率EBITDA/利息あたりを、株主還元余地は現金比率ネットキャッシュ比率を指標として見るとよいぞ。

指標算出値見方
PER10.43倍株価÷1株当たり利益。参考株価2,941円・発行済株式総数(自己株式控除前)ベース
現金比率5.6%現金及び預金÷有利子負債。短期の支払い余力の目安
流動比率40.92%流動資産÷流動負債。鉄道業は固定資産中心のため低めが一般的
ネットキャッシュ△7,446.17億円現金及び預金-有利子負債。マイナスはネットデット状態を示す
ネットキャッシュ比率△128.35%ネットキャッシュ÷時価総額(参考株価2,941円ベース)
EBITDA1,270.74億円営業利益+減価償却費。設備投資の重い業態の稼ぐ力の目安
EBITDA/自己資本20.64%EBITDA÷自己資本。資本に対する収益力の目安
EBITDA/利息16.20倍EBITDA÷支払利息。利払い余力の目安
ROIC4.17%投下資本に対するリターンの目安(分析用に算出)

リスク

ようか: 有報からの抜粋だぜ!

  • 事業環境・ビジネスモデルに影響を与えるリスク: 法的規制(鉄道事業法等)、人口減少・少子高齢化、ライフスタイルの変化、競争環境の変化など。
  • パンデミック等の発生: 感染症の拡大時に運輸事業やレジャー事業の利用者が急減しうるリスク。業績が回復した当期でも継続して記載されている。
  • 安全・安心の確保に関するリスク: 鉄道運行の安全確保に関する項目。
  • 有利子負債残高の増加並びに調達金利の変動: 金利上昇局面での利払い負担増加リスク。当期は「金利上昇傾向を踏まえた有利子負債残高の適切な管理」という記述が加わっている。
  • 保有資産の価値下落等: 保有する不動産・有価証券等の価値変動リスク。

株主還元

ゆり: 株主還元だけを見ての投資はダメですが、長期で買う前提の場合は現在値を知っておきましょう。

項目数値補足
発行済株式総数197,266,821株自己株式933,570株を含む。5期中に分割・併合はなく、減少分は自己株式の消却による
1株当たり配当70円中間32.5円・期末37.5円(予定)の合計。5期連続増配(20円→70円)
配当利回り2.38%参考株価2,941円で統一計算した参考値。各期末時点の実績利回りではない
連結配当性向38.6%提出会社ベース。会社はDOE2.2%以上を意識する方針を掲げている
ストック型収益に対する配当の位置づけ運輸事業の定期券収入等、ストック型収益を土台に安定増配を続ける方針と読み取れる
自己株式取得・消却104.70億円前期176.41億円から縮小。取得分は2024年9月・2025年11月に消却済み

7. 補足: 数値の前提と限界の注記

財務諸表は EDINET のデータから自動取得しているため、正確性に欠ける可能性があります。

5年推移表・グラフのネットキャッシュ比率は、各期の有価証券報告書提出日の終値と当時の発行済株式総数から算出した各期の時価総額に基づく参考値です。一方、指標まとめのネットキャッシュ比率(△128.35%)は、記事作成時点の参考株価(2,941.0円)で統一計算した値のため、両者は算出基準が異なります。

貸借対照表上の「現金及び預金」と、キャッシュ・フロー計算書上の「現金及び現金同等物」の期末残高には、数億円の差異があります。これは預入期間が3か月を超える定期預金など、現金同等物の範囲に含まれない項目が現金及び預金に含まれるためと考えられますが、有価証券報告書に差異の直接的な説明はなく、推定を含みます。

報告セグメント別の売上高・営業利益の実額は、今回参照した開示データの範囲には含まれておらず、5期分とも未取得です。セグメント別の設備投資額は直近2期分のみ開示されています。

投資有価証券の残高は5期を通じて増加していますが、有価証券報告書の事業等のリスク記載では政策保有株式について段階的な縮減方針が明記されています。残高の増加は、保有株式の市場価格上昇による含み益の拡大が影響している可能性があり、縮減方針と残高増加は必ずしも矛盾するものではないと考えられます。

本記事は EDINET 提出の有価証券報告書(第206期、2026年6月22日提出)をもとに作成した情報整理記事です。 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 投資判断はご自身の責任でお願いします。