参考株価と時価総額
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 前提 | 2026-07-20 時点の参考株価。提出日現在の発行済株式総数で算出 |
| 株価 | 1,159円 |
| 発行済株式総数 | 22,968,000株 |
| 時価総額 | 266.2億円 |
稼いだ現金は減った、残った現金は増えた ―― ソーダニッカ2026年3月期
提出日:2026-06-22 / 会計期:2026年3月期
| 項目 | 前期 | 当期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業利益 | 21.09億円 | 24.82億円 | +17.7% |
| 営業CF | 32.94億円 | 20.50億円 | -37.8% |
| フリーCF | 14.54億円 | 25.41億円 | +74.8% |
ようか | 驚き
ちょっと待って待って!
営業利益は増えてるのに、営業CFってやつは4割近く減ってる!?
やよい | 説明
うむ、本業で稼いだ現金は減っておる。
じゃが一番下の行を見よ。
手元に残った現金は +74.8% で、ここ5期で最大じゃ。
ようか | キョトン
……稼ぎは減ったのに、残りは増えた?
どういうこと!?
やよい | 自信あり
ふふ、種はこの1年に会社であった「ある出来事」じゃ。
順に見ていくのじゃ。
目次
- 会社概要: 化学品をつなぐ専門商社
- 収益構造: 在庫を持たない手数料ビジネス
- 前期からの変化: 増益と投資一巡の1年
- 当期の注目ポイント: 数字の焦点
- 5年推移の財務諸表まとめ: 利益率の改善
- 指標まとめ: 稼ぐ力と財務健全性
- 補足: データの読み方と注意点
1. 会社概要: 化学品をつなぐ専門商社
ようか | 笑顔
ソーダニッカ…
やっぱソーダはメロンソーダだよな!
ゆり | 無表情
わたしはシンプルにミツヤサイダーが好きなのです
やよい | あきれ顔
当然じゃが、飲み物のソーダではないぞ。
ようか | 笑顔
そりゃソーダ!
やよい姉!解説よろしく!!
やよい | あきれ顔
全く。
ソーダニッカをひとことで言えば、化学メーカーと薬品を使う会社の間に立つ仲介役じゃな。
主に扱うのは苛性ソーダのような、工業用の薬品のソーダで
薬品や樹脂を右から左へつないで、その差益で稼いでおる。
ゆり | 無表情
まとめたのです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 主力商品・サービス | 無機薬品・有機薬品の販売(化学品事業)、合成樹脂・機器材料の販売(機能材事業) |
| その他商品 | 不動産賃貸、物流、海外販社、包装資材加工など子会社8社(その他事業) |
| 収益形態 | 基礎素材の継続取引が主体のフロー型 |
| 開示区分 | 化学品・機能材・その他の3セグメント |
やよい | あきれ顔
最近の動きでは、子会社の日本包装が岡山に新工場を建てて、2024年10月に稼働しておる。
ゆり | 無表情
2026年4月には子会社の日進を吸収合併したのです。
ようか | 驚き
倉庫にはいっぱい薬品を抱えてるの!?
なんか薬品ってさ、混ぜたら爆発しそうでこわくない!?
やよい | あきれ顔
むしろ逆での、在庫は極力持たない方針をリスク開示に明記しておる。
注文をつないで手数料を得る商売ゆえ、在庫を抱えるリスクを抑えておるのじゃ。
ゆり | 無表情
化学品と機能材の販売が収益の中心で、子会社8社がその他事業を支える構成なのです。
在庫を極力持たない商社でありながら、包装資材の加工工場には投資をした、というのが直近の変化なのです。
2. 収益構造: 在庫を持たない手数料ビジネス
ゆり | 無表情
収益に対する会社の姿勢は、どうなのでしょう?
やよい | 自信あり
うむ、よい問いじゃ。
有報には「受発注管理の徹底により極力商品在庫を持たない」とあってな。
在庫リスクを抑えて仲介の利益を積み上げる姿勢が、5年間ずっと変わっておらん。
ゆり | 微笑み
売る量を増やすために大きな設備を持つ、という商売ではないのですね。
やよい | 説明
商社本体はそうじゃ。
ただ一方で、加工の機能には投資して伸ばす姿勢も見える。
ゆり | 無表情
子会社の日本包装が岡山に新工場を建てたのが、それですか?
やよい | 説明
そうじゃ。
ようか | キョトン
自分では持たないのに、子会社には工場を建てさせたの?
やよい | 説明
うむ。売り買いをつなぐ本体は身軽なまま、加工で稼ぐ足場を子会社に持たせた形じゃ。
中期経営計画「Go forward STAGE3」では、株主資本コストを上回るROEを重要指標にしておる。
今後は岡山の新工場が利益へどうつながるかと、ROEの改善を見ていくところじゃな。
3. 前期からの変化: 増益と投資一巡の1年
売上・利益はどう動いた?
ようか | 笑顔
去年と比べて売上とか利益はどうだったの?
化学って名前だけで難しそうだから、ざっくりお願い!
やよい | 説明
うむ、まずは表で見るのじゃ。
| 項目 | 前期比較 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | ↑ | 651.46億円 | 666.92億円 |
| 営業利益 | ↑ | 21.09億円 | 24.82億円 |
| 営業利益率 | ↑ | 3.24% | 3.72% |
| 親会社株主純利益 | ↑ | 21.95億円 | 23.62億円 |
ようか | 驚き
全部増えてる!
営業利益は2割近く伸びてるじゃん!?
やよい | 説明
そうじゃ、売上の伸びは +2.4% と小幅じゃがな。
売上総利益が +5.46億円 増えて、販管費の増加(+1.74億円)を上回った。
これが増益の中身じゃ。
ただ、増収や粗利率改善の会社側の説明は、開示情報からは追い切れんかった。
ゆり | 無表情
純利益の伸びは +7.6% と、営業利益の伸びより小さいのです。
これはなぜですか?
やよい | 説明
開示情報に明記はないゆえ推定じゃが、前期にあった投資有価証券の売却益 8.50億円 が、
当期は 6.37億円 へ減った影響が大きいのじゃ。
本業の増益はしっかり出ておるぞ。
手元資金とネットキャッシュは?
ようか | 笑顔
現金はどうなの?
商社ってお金いっぱい持ってるイメージなんだけど!
やよい | 説明
これも表で確認するのじゃ。
| 項目 | 前期比較 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | ↑ | 72.31億円 | 81.16億円 |
| 現金及び預金の対資産率 | ↑ | 9.88% | 10.43% |
| 有利子負債(短期借入金) | ↓ | 31.65億円 | 26.61億円 |
| ネットキャッシュ | ↑ | 40.66億円 | 54.55億円 |
| ネットキャッシュ比率 | ↑ | 16.7% | 21.2% |
ようか | 驚き
現金が増えて、借金が減ってる!
いいことずくめじゃん!?
やよい | 説明
うむ。ネットキャッシュの増加 +13.89億円 の中身は、現金の増加(+8.85億円)と短期借入の減少(-5.04億円)じゃ。
商社は仕入れと販売の間をつなぐ借入を使う業種じゃが、ここは借入より現金の方が多い実質無借金でな。
5期すべてでネットキャッシュはプラスを保っておる。
ゆり | 真剣
表のネットキャッシュ比率は、それぞれの期の有報提出日の株価で計算した参考値なのです。
フリーCFはどうなった?
ようか | キョトン
つぎは冒頭のやつでしょ?
フリーCFってのが増えたって話!
やよい | 説明
そこもまずは数字を見てみよ
| 項目 | 前期比較 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|---|
| 営業CF | ↓ | 32.94億円 | 20.50億円 |
| 投資CF | ↑ | -18.40億円 | +4.91億円 |
| フリーCF | ↑ | 14.54億円 | 25.41億円 |
ようか | 驚き
やっぱり!
営業CFは減ってるのに、フリーCFは増えてる!!
ゆり | 無表情
要因をまとめてみたのです。
- 投資CF要因(主因): 有形固定資産の取得が 26.74億円 → 3.64億円 へ減少。岡山の新工場への投資が完了したためなのです
- 投資CFの相殺要因: 投資有価証券の売却収入が 10.59億円 → 7.38億円 へ減少なのです
- 営業CF要因: 前期は売上債権の減少 +47.89億円 が押し上げましたが、当期は -1.99億円 と反動が出たのです。仕入債務の前年差 +35.85億円 が一部を相殺したのです
- 営業CFの補助要因: 法人税等の支払額が 9.38億円 → 13.55億円 へ増加なのです
やよい | 説明
つまり、フリーCF増加の主因は工場投資が終わって出ていくお金が減ったことじゃ。
営業CFの減りは売上債権まわりの反動で、税引前利益自体は増えておる(33.14 → 35.20億円)。
稼ぐ力が落ちたわけではないぞ。
ようか | 笑顔
冒頭の謎、それかー!
稼ぎが細ったんじゃなくて、工事に出ていくお金がなくなっただけなんだ!
やよい | 微笑み
そういうことじゃ。
もともと商社本体の売買は、売上を伸ばすのに大きな設備投資がいらん体質でな。
今回のような集中投資が一巡すれば、現金は残りやすいのじゃ。
ゆり | 微笑み
営業CFは取引量の増減で毎年振れるけれど、当期は投資の一巡でフリーCFが5期で最大になった、ということですね。
4. 当期の注目ポイント: 数字の焦点
ようか | 泣きつく
ゆり姉ぇ~わたしにも分かるようにポイントまとめて~😢
ゆり | 微笑み
まとめてみました
▶ 売上高は前期比 +2.4%(651.46 → 666.92億円)、営業利益は +17.7%(21.09 → 24.82億円)で、営業利益率は 3.72% へ改善したのです。
▶ 増益の中身は、売上総利益の増加 +5.46億円 が販管費の増加(+1.74億円)を上回ったことなのです。
▶ 現金及び預金は +12.2%(72.31 → 81.16億円)。ネットキャッシュは +13.89億円 増えて 54.55億円 なのです。
▶ フリーCFは +74.8%(14.54 → 25.41億円)で5期最大。主因は岡山工場への投資完了で、有形固定資産の取得が 26.74億円 → 3.64億円 へ減ったことなのです。
▶ 配当は特別配当なしの 44円(前期は40円、うち特別配当6円)で、実質増配なのです。
5. 5年推移の財務諸表まとめ: 利益率の改善
ようか | 笑顔
前期との違いは分かったけど、ちょっと長いスパンで見るとどうなんだ!?
やよい | 自信あり
うむ、まずは稼ぐ力を見て行こう。
| 項目 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2026/3期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 555 | 627 | 641 | 651 | 667 |
| 当期純利益 | 14 | 15 | 19 | 22 | 24 |
| 営業利益 | 13 | 17 | 22 | 21 | 25 |
| 営業利益率 | 2.3% | 2.8% | 3.5% | 3.2% | 3.7% |
やよい | 説明
ようか、ここから何を見る?
ようか | 自信あり
営業利益、右肩上がりじゃん!
純利益も毎年ちょっとずつ増えてる!
やよい | 説明
うむ。営業利益は 12.52億円 から 24.82億円 へほぼ2倍、純利益は5期連続の増益じゃ。
中身は粗利率の改善での、売上総利益率が 13.19% から 14.42% へ上がって、販管費の増加を吸収し続けた。
売上が大きく増えたのは2023/3期(+13.0%)じゃが、その理由は開示データからは追い切れんかったのじゃ。
やよい | 自信あり
次にキャッシュの流れを追っていくぞ。
| 項目 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2026/3期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 75 | 84 | 97 | 72 | 81 |
| 現金及び預金の対資産率 | 12.3% | 12.1% | 12.2% | 9.9% | 10.4% |
| ネットキャッシュ | 47 | 36 | 35 | 41 | 55 |
| ネットキャッシュ比率 | 35.5% | 19.8% | 13.9% | 16.7% | 21.2% |
| フリーCF | 10 | △5 | 11 | 15 | 25 |
ゆり | 無表情
フリーCFは2023/3期だけマイナスなのです。
売上が大きく増えた年ですが、お金が足りなくなった、ということですか?
やよい | 説明
そうとも見えるがの、実際は売上が急に増えた副作用じゃ。
売上債権が 60.97億円 増えて、回収前の売上代金が一時的に膨らんだのが主因での。
仕入債務の増加 44.57億円 が一部を相殺しておる。
その後は3期連続でフリーCFが増えて、当期が5期で最大じゃな。
ゆり | 微笑み
分かりました。
さらに詳細に知りたい人向けに、財務諸表をまとめたので、必要な方は以下を見るといいのです。
▼ 財務諸表を見る
ゆり
詳細に知りたい人向けに、財務諸表まとめたのです。
▼ BS(貸借対照表)
| 項目 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2026/3期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 現金及び預金 | 75 | 84 | 97 | 72 | 81 |
| 流動資産 | 452 | 526 | 576 | 512 | 523 |
| 有形固定資産 | 22 | 32 | 54 | 71 | 67 |
| 総資産 | 609 | 693 | 795 | 732 | 778 |
| 流動負債 | 319 | 390 | 453 | 394 | 388 |
| 固定負債 | 37 | 39 | 47 | 43 | 52 |
| 純資産 | 252 | 264 | 295 | 295 | 338 |
| 自己資本比率 | 41.5% | 38.2% | 37.1% | 40.3% | 43.4% |
▼ PL(損益計算書)
| 項目 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2026/3期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 555 | 627 | 641 | 651 | 667 |
| 売上原価 | 482 | 544 | 553 | 561 | 571 |
| 売上総利益 | 73 | 83 | 88 | 91 | 96 |
| 営業利益 | 13 | 17 | 22 | 21 | 25 |
| 親会社帰属純利益 | 14 | 15 | 19 | 22 | 24 |
▼ CF(キャッシュ・フロー計算書)
| 項目 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2026/3期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5 | 2 | 34 | 33 | 21 |
| 投資CF | 6 | △7 | △23 | △18 | 5 |
| 財務CF | △44 | 13 | 1 | △39 | △15 |
| フリーCF | 10 | △5 | 11 | 15 | 25 |
| 現金増減 | △33 | 9 | 13 | △25 | 10 |
(連結・日本基準、単位は億円。現金増減は現金及び現金同等物の増減額を指す)
6. 指標まとめ: 稼ぐ力と財務健全性
やよい | 自信あり
ここまでを大まかにまとめよう。
…と言いたいところじゃが、ようか、最後にまとめるのじゃ。
ようか | 自信あり
任された!
営業利益は5年でほぼ2倍だし、純利益は5期連続で増えてる!
岡山の工場投資も終わって、フリーCFは5期で最大!
借金より現金の方が多くて、配当も5年で増え続けてる!
次は工場が動き出して利益がどこまで伸びるか、注目だな!
ゆり | 微笑み
さらなる分析用は下を開いて見るのです。
分析用データを見る
指標まとめ(2026年3月期)
やよい: 単純な数値では測れぬが、バリュエーション指標としてはPERやEBITDAやROICあたりを、財務健全性は流動比率やEBITDA/利息あたりを、株主還元余地は現金比率やネットキャッシュ比率を指標として見るとよいぞ。
| 指標 | 算出値 | 見方 |
|---|---|---|
| PER | 11.27倍 | 時価総額 266.20億円 ÷ 親会社株主純利益 23.62億円 |
| 現金比率 | 10.43% | 現金及び預金 81.16億円 ÷ 総資産 778.26億円 |
| 流動比率 | 134.8% | 流動資産 522.96億円 ÷ 流動負債 388.01億円。短期の支払い余力 |
| ネットキャッシュ | 54.55億円 | 現金及び預金 81.16億円 − 有利子負債(短期借入金)26.61億円 |
| ネットキャッシュ比率 | 20.49% | ネットキャッシュ ÷ 時価総額。投資有価証券(×0.7)込みの参考値は67.07% |
| EBITDA | 30.56億円 | 営業利益 24.82億円 + 減価償却費 5.74億円。本業の資金創出の目安 |
| EBITDA/自己資本 | 9.05% | EBITDA ÷ 自己資本 337.74億円 |
| EBITDA/利息 | 47.75倍 | 支払利息 0.64億円 に対する余裕。利払い負担は軽い |
| ROIC | 4.77% | 税引後営業利益 ÷ 投下資本(自己資本+短期借入金) |
リスク
ようか: 有報からの抜粋だぜ!
- 経済動向: 取引先業界の景気変動が販売数量・価格に影響する。
- 商品価格の変動: 化学品・合成樹脂の市況変動リスク。在庫は極力持たない方針で影響を抑制。
- 物流基地の災害: 保有する物流拠点が地震・風水害などで被災するリスク。
- 商品クレーム: 取り扱う商品の品質問題に伴う損害賠償リスク。
- 売上債権の回収: 取引先の信用悪化による貸倒れリスク。商社業の中核リスク。
- 保有有価証券の時価評価: 投資有価証券 177.13億円 は純資産の約52%に相当し、株式市況の変動が純資産・包括利益を大きく動かす。
- 情報管理: 情報漏洩・システム障害のリスク。
- リスク項目は5年間、上記7項目で変化なし。
株主還元
ゆり: 株主還元だけを見ての投資はダメですが、長期で買う前提の場合は現在値を知っておきましょう。
| 項目 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| 発行済株式総数 | 22,968,000株 | 2021年11月に120万株、2022年5月に100万株の自己株式を消却済み |
| 自己株式数 | 144,340株 | 発行済の0.63%。うち134,606株は役員向け株式交付信託の保有分 |
| 1株当たり年間配当 | 44円 | 中間20円・期末24円。当期は特別配当なし |
| 配当の推移 | 44円(当期) | 24円→40円→36円→40円→44円。普通配当ベースでは5年で16円→44円 |
| 配当利回り | 3.80% | 参考株価 1,159円 ベース |
| 配当性向 | 40.8% | 単体開示。連結EPSベースでは約42.5% |
| 配当方針 | ― | 「財務体質の充実強化を図りながら、業績の推移を見据えた上で継続的かつ安定的な配当維持」 |
| 自己株式取得 | ― | 2022/3期に15.46億円を取得し計220万株を消却。以降の還元は増配中心 |
| ストック型収益 | 比率は小さい | 不動産賃貸(その他事業の一部)に限られる。参考値として配当総額 ÷ 連結売上高 = 1.51% |
7. 補足: データの読み方と注意点
参考株価は本記事を作成した時点の値(1,159円、2026-07-20 時点。前日終値 1,177円)を使用しています。
財務数値は連結(日本基準)ベースで整理しています。時価総額・PER・配当利回り・指標まとめのネットキャッシュ比率は参考株価を前提とした参考値で、自己株式は控除していません。
5年推移表・前期比較表のネットキャッシュ比率は、各期の有報提出日終値と当時の発行済株式総数(22,968,000株)から算出した各期の時価総額に基づく参考値です。当期の指標まとめ(記事作成時点の参考株価基準、20.49%)とは算出基準が異なるため、値がずれています。
ネットキャッシュは現金及び預金から有利子負債を差し引いた値です。bs.csv に長期借入金・社債・リース債務の行が無いため有利子負債は短期借入金のみで計算しており、実際の有利子負債はごく僅かに大きい可能性があります。流動資産の有価証券行も無いため、有価証券は0円として計算しています。
有価証券報告書の抽出データに経営成績の増減説明(MD&A)とセグメント別の売上・利益内訳が含まれないため、増収・粗利率改善の会社側の説明は確認できていません。純利益と営業利益の伸びの差、フリーCFの増減要因の一部は、CF明細からの分析者推定を含みます。
配当性向は単体開示値です。株式分割は5年間ありませんが、自己株式の消却により2022年中に発行済株式総数が減少しています。
財務諸表は EDINET のデータから自動取得しているため、正確性に欠ける可能性があります
本記事は EDINET 提出の有価証券報告書(第79期、2026年6月22日提出)をもとに作成した情報整理記事です。 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 投資判断はご自身の責任でお願いします。