決算分析

株式会社ミマキエンジニアリング
2026-03期 有報5年推移分析

公開日: 2026/09/04

売上は止まり、利益率は上がり続けた | 有価証券報告書 2026年3月期

参考株価と時価総額

項目
前提2026-09-04 15:24時点の参考株価。提出日現在の発行済株式総数で算出
株価1,900円
発行済株式総数32,040,000株
時価総額608.8億円

売上は止まった、利益率は上がり続けた ―― ミマキエンジニアリング2026年3月期を読む

提出日:2026-06-22 / 会計期:2026年3月期

項目前期当期前期比
売上高839.6億円837.3億円△0.3%
営業利益率10.9%11.3%5期連続改善
フリーCF54.2億円△7.7億円マイナス転落

ようか | キョトン

やよい姉、いちばん上、ほとんど動いてないよ?


やよい | 説明

うむ。売上はほぼ横ばいじゃな。

5期ぶりに伸びが止まっておる。


ようか | 泣きつく

止まっちゃったんだ……。


やよい | あきれ顔

まだ嘆くには早い。

真ん中の行を見よ。


ようか | 驚き

えっ、こっちは上がってる!

しかも5期連続!?


やよい | 自信あり

そこがこの会社の面白いところじゃ。

売上が止まっても、稼ぐ効率だけは上がり続けておる。


ようか | キョトン

じゃあ良い年だったんだ!

……あれ、でもいちばん下がマイナス。


やよい | 説明

そこも同じ年に起きておる。

三つ並べて、はじめてこの期の形が見えてくるのじゃ。


目次

  • 会社概要: プリンタとインクで稼ぐ機械メーカー
  • 収益構造: 全市場で投資して伸ばす姿勢
  • 前期からの変化: 増収ストップでも増益継続
  • 当期の注目ポイント: 数字の焦点
  • 5年推移の財務諸表まとめ: 増収から利益率重視への転換
  • 指標まとめ: 来期に答えが出る問い
  • 補足: データの読み方と注意点

1. 会社概要: プリンタとインクで稼ぐ機械メーカー

ようか | 笑顔

ミマキエンジニアリングかぁ、名前からすると工事とか建物を作ってる会社だっけー?

やよい姉!解説よろしく!!


やよい | あきれ顔

まったく、、覚えが悪いのぅ、、思い出すがよい。

看板やTシャツなどに絵柄を印刷する、産業用インクジェットプリンタとカッティング機を作っておる会社じゃ。

それに使うインクも自前で作って売っておる。


ゆり | 無表情

まとめたのです。

区分内容
主力商品・サービス産業用インクジェットプリンタ・カッティングプロッタ、専用インク・消耗品
その他商品ファクトリーオートメーション装置・基板実装装置等(グループ会社が展開)
収益形態プリンタ本体はフロー型(都度販売)、インク・保守サービスはストック型(継続収益)と見られる
開示区分地域別セグメント(日本・アジア・オセアニア/北・中南米/欧州・中東・アフリカ)

やよい | 説明

注目は、機械を売って終わりではないところじゃ。

機械が動き続ける限り、インクや保守で稼ぎ続ける仕組みになっておる。


ようか | 笑顔

本体を売った後もインクでずっと稼ぎ続けるって、プリンターのインク商法じゃん!?


やよい | 説明

その例えは的を射ておるな。

本体を広めるほど、あとからインクと保守で長く稼げる仕組みじゃ。

2030年3月期に売上高1,500億円・営業利益率8%以上を目指す中期計画「Mimaki Innovation 30」も掲げておるぞ。


ゆり | 微笑み

プリンタ本体とインクの両輪で稼ぐ会社、ということですね。

2. 収益構造: 全市場で投資して伸ばす姿勢

ゆり | 無表情

収益に対する企業姿勢はどうなのでしょう?


やよい | 自信あり

うむ。よい指摘じゃ。

報告書には、看板向けも工業製品向けも衣服向けも、すべての市場でシェア拡大を狙う方針が書かれておる。


ようか | キョトン

全部やるの? 欲張りじゃない?


やよい | 説明

その代わり、稼いだ分を次の商品開発へ回す構えでな。

3Dプリンティング事業を新しい柱に育て、半導体や自動車向けの装置事業も強化していくとしておる。


ゆり | 微笑み

守りに入らず、全方位で攻めているということですか?


やよい | 説明

そう読んでよい。

新製品の売上比率を年3割まで高める目標も掲げておる。

今後は、その新製品がどれだけ当たるかを見ていく必要があるな。

3. 前期からの変化: 増収ストップでも増益継続

売上と利益:止まった売上、上がった利益率

ようか | 笑顔

去年と比べて売上と利益はどうだったの?

5年間ずっと伸びてたなら、今年も普通に伸びてるんでしょ!?


やよい | あきれ顔

それが単純ではないのじゃ。

冒頭でも触れたが、あらためて並べるぞ。

項目前期比較前期当期
売上高839.6億円837.3億円
営業利益91.1億円94.3億円
営業利益率10.9%11.3%
親会社株主純利益61.6億円67.4億円

ようか | キョトン

売上が減ったのに、下は全部増えてる!?

なんで!?


やよい | 説明

会社の詳しい内訳の開示までは追い切れんのじゃが、ひとつヒントはある。

キャッシュ・フロー計算書の調整項目じゃ。


ようか | キョトン

ちょうせいこうもく……?


やよい | 説明

前期は為替差損で利益が目減りし、当期は逆に為替差益が乗った形跡があってな。

推定ではあるが、これが増益の一部を後押しした可能性があるのじゃ。

ただし、はっきりした金額までは開示から追い切れぬ。


ようか | キョトン

為替でそんなに変わるものなの?


やよい | 説明

海外売上が全体の7割を占める会社じゃからな。

こうした為替の振れは、利益率に効きやすいのじゃ。


ゆり | 真剣

売上そのものは伸びなくても、利益率の改善だけで増益を続けた一年、ということですか?


やよい | 自信あり

そう見てよい。

現金とネットキャッシュ:増えたのに、沈んだまま

ようか | 笑顔

お金の面はどうだったの?


やよい | あきれ顔

こちらは少し込み入っておる。

表を見るのじゃ。

項目前期比較前期当期
現金及び預金154.5億円163.7億円
現金及び預金の対資産率20.3%19.7%
有利子負債229.4億円238.7億円
ネットキャッシュ△74.9億円△75.0億円

ようか | 驚き

現金は増えてるのに、いちばん下はマイナスのまま!?

これって危ないやつ!?


やよい | あきれ顔

早とちりするでない。

現金は増えておるが、それ以上に借入も抱えておるだけじゃ。

危険な水準ではないぞ。


やよい | 説明

むしろ見るべきは中身の変化でな。

有利子負債への依存度は30.1%から28.8%へ下がっており、財務のてこ入れ度合いは着実に軽くなっておる。


ゆり | 微笑み

設備投資に借入を使う事業なので、ネットキャッシュのマイナス自体は珍しくない、ということですか?


やよい | 説明

うむ。この業種ではよくある姿じゃ。

フリーCF:稼ぎが減り、使う額が増えた

ようか | 笑顔

じゃあフリーCFはどうなったの?


やよい | 自信あり

まずは表を見るのじゃ。

項目前期比較前期当期
営業CF78.6億円46.2億円
投資CF△24.4億円△53.9億円
フリーCF54.2億円△7.7億円

ようか | 驚き

去年はプラスだったのに、マイナスに落ちてる!


ゆり | 無表情

内訳を並べてみたのです。

向き項目前年差
押し下げ(営業CF)仕入債務の減少△15.4億円
押し下げ(営業CF)棚卸資産の積み増し△12.0億円
押し下げ(営業CF)未払金の減少△6.4億円
押し下げ(営業CF)納税額の増加△6.4億円
押し下げ(投資CF)定期預金への預け入れ拡大△18.0億円
押し下げ(投資CF)有形固定資産の取得増加△9.4億円

やよい | 説明

稼ぐ現金が減った上に、使う現金が増えた。

二つが同じ年に重なったのじゃ。


ようか | キョトン

何にそんなにお金を使ったの?


やよい | 説明

当期の設備投資総額は41.35億円で、その主力が加沢工場F棟の建設仮勘定15.39億円じゃ。

運転資金の悪化と工場新設投資が同時に来たことで、フリーCFはマイナスへ転落した。


ゆり | 真剣

財務CFは前期の△75.4億円から当期△13.2億円へ改善しています。

短期借入金が純増に転じました。


やよい | 説明

その借入が、投資による資金流出を一部補った形じゃな。

工場を作るほどキャッシュを使う構造ゆえ、来期以降も在庫の効率化が進むかが焦点になる。


ようか | キョトン

増えたところと減ったところが、いっぺんに来た年なんだ。


やよい | 自信あり

そういうことじゃ。

利益率の改善と財務の健全化は続いたが、キャッシュを生む力は運転資金と設備投資に押されて弱まった。

4. 当期の注目ポイント: 数字の焦点

ようか | 泣きつく

ゆり姉ぇ~わたしにも分かるようにポイントまとめて~😢


ゆり | 微笑み

まとめてみました。


▶ 売上高は前期比 △0.3%837.3億円 で、5期ぶりに増収が止まったのです。

▶ 営業利益は +3.5%94.3億円。営業利益率は 11.3% まで改善し、5期連続の上昇が続いているのです。

▶ 現金及び預金は +5.9%163.7億円 に増えましたが、ネットキャッシュは △75.0億円 と5期連続でマイナスのままなのです。

▶ フリーCFは前期の 54.2億円 から一転 △7.7億円 のマイナスに転落したのです。運転資金の悪化と工場新設投資の拡大が主因なのです。

▶ 配当は 55.00円 で5年前の約 3.7倍。配当性向は 35.9% と5年間で最も高い水準なのです。


5. 5年推移の財務諸表まとめ: 増収から利益率重視への転換

ようか | 笑顔

前期との違いは分かったけど、ちょっと長いスパンで見るとどうなんだ!?


やよい | 自信あり

うむ、まずは稼ぐ力を見て行こう。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高595706756840837
当期純利益2328376267
営業利益2642559194
営業利益率4.32%6.01%7.25%10.85%11.27%

やよい | 説明

ようか、ここから何を見る?


ようか | 自信あり

分かった!売上がずーっと伸びてたのに、急に止まったってことでしょ!?


やよい | あきれ顔

半分正解じゃな。

売上は5年で1.4倍に増えたが、止まったのは直近の1期だけじゃ。


ようか | キョトン

じゃあ、もう半分は?


やよい | 自信あり

いちばん下の行じゃ。

営業利益率が4.3%から11.3%まで、5期連続で上がり続けておる。

売上が止まった当期も上がっておるゆえ、稼ぐ効率そのものが良くなっておる証じゃな。


やよい | 自信あり

次はお金の流れを追っていくぞ。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金90105174154164
現金及び預金の対資産率14.7%15.0%22.9%20.3%19.7%
ネットキャッシュ△149△184△111△75△75
ネットキャッシュ比率△88.2%△70.1%△18.3%△13.1%△12.5%
フリーCF△78△307054△8

ようか | 驚き

いちばん下、上がったり下がったり忙しい!


ゆり | 無表情

ネットキャッシュ比率が5期でここまで改善したのは、借入を減らし続けてきたからですか?


やよい | 説明

うむ。有利子負債への依存度が39.2%から28.8%へ下がり続けたのが効いておる。

そこへ時価総額も伸びたことで、マイナス幅が縮んで見えるのじゃ。

ただしプラスには一度も転じておらん。現金より借入の方が多い状態は5期を通じて変わっておらぬ。


ようか | キョトン

改善はしてるけど、まだ借金の方が多いってこと?


やよい | 説明

その通りじゃ。

それに加えてフリーCFは5期のうち3期がマイナスと、振れの大きい項目でもあってな。

2024/3期・2025/3期の好調は一時的だった可能性があり、当期のようにまた投資がかさむ年もある、ということじゃ。


ゆり | 微笑み

さらに詳細に知りたい人向けに、財務諸表をまとめたので、必要な方は以下を見るといいのです。

▼ 財務諸表を見る

ゆり

詳細に知りたい人向けに、財務諸表まとめたのです。

▼ BS(貸借対照表)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金90105174154164
流動資産475537588576627
有形固定資産102120125137154
総資産609698757762829
流動負債323401415373384
固定負債9876686543
純資産187221274324401
自己資本比率30.6%31.5%36.0%42.3%48.1%

▼ PL(損益計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高595706756840837
売上原価357422430448425
売上総利益238284326391412
営業利益2642559194
親会社帰属純利益2328376267

▼ CF(キャッシュ・フロー計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
営業CF△515967946
投資CF△27△35△26△24△54
財務CF4335△14△75△13
フリーCF△78△307054△8
現金増減△32760△23△15

(連結・日本基準、単位は億円。現金増減は現金及び現金同等物の増減額で、為替換算差額を含む)

6. 指標まとめ: 来期に答えが出る問い

ようか | キョトン

利益率は最高、でもキャッシュはマイナス。

これって、どっちで見ればいいの?


やよい | 自信あり

片方だけでは決まらぬ。

じゃから、来期に答えが出る問いを置いておくとしよう。


  • 増収が止まったまま、利益率だけで増益を続けられるのか? → 営業利益率は4.3%から11.3%まで5期連続で上がってきた。ただし当期の押し上げには為替差益の関与もありそうで、金額の切り分けまではできていない。

  • 加沢工場F棟の15.39億円は、いつ売上として返ってくるのか? → 当期の設備投資41.35億円の主力であり、フリーCFがマイナスに転落した直接の原因でもある。

  • 運転資金の悪化は一時的なものか? → 仕入債務の減少15.4億円と棚卸資産の積み増し12.0億円が営業CFを押し下げた。在庫の効率化が進むかどうかが焦点になる。

  • 2030年3月期の売上高1,500億円へ、どう届くのか? → 当期は837.3億円。営業利益率はすでに目標の8%を超えているが、売上は目標の半分強にとどまっている。


ゆり | 微笑み

さらなる分析用は下を開いて見るのです。

分析用データを見る

指標まとめ(2026年3月期)

やよい: 単純な数値では測れぬが、バリュエーション指標としてはPEREBITDAROICあたりを、財務健全性は流動比率EBITDA/利息あたりを、株主還元余地は現金比率ネットキャッシュ比率を指標として見るとよいぞ。

指標算出値見方
PER9.03倍時価総額 ÷ 親会社株主純利益。自己株式控除後ベースでは8.16倍
現金比率19.7%現金及び預金 ÷ 総資産。手元の厚みの目安
流動比率163.1%流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力
ネットキャッシュ△75.0億円現金及び預金163.7億円 − 有利子負債238.7億円(有価証券の該当科目がないため現金のみで算出)
ネットキャッシュ比率△12.3%ネットキャッシュ ÷ 時価総額(参考株価ベース)
EBITDA116.4億円営業利益 + 減価償却費。本業の資金創出の目安
EBITDA/自己資本29.2%EBITDA ÷ 自己資本
EBITDA/利息26.1倍支払利息に対する余裕。利払い負担は軽い水準
ROIC11.1%税引後営業利益 ÷ 投下資本。5年で4.8%から11.1%へ改善

リスク

ようか: 有報からの抜粋だぜ!

  • 製造物責任: 製品の不具合による修理・補償コストや開発遅延のリスク。製造物責任賠償保険への加入と品質改善のプロジェクト体制で対応。
  • コスト競争力(原材料・部品調達): プリントヘッドやインク染料等の調達が困難になる、または価格が上昇するリスク。調達先の複数化や地政学リスクを踏まえた見直しで対応。
  • コスト競争力(生産計画): 需要予測が外れた場合の生産過不足リスク。発注から出荷までの連動性を高める生産システムづくりで対応。
  • 製品開発: 新製品開発の遅延や研究開発費の増加リスク。開発ノウハウの内部蓄積とプラットフォーム設計の推進で対応。
  • 海外における事業展開(海外情勢): 売上高の約7割を海外市場が占め、地政学リスクや進出国の法規制変更の影響を受けやすい。情報収集体制とサプライチェーンの最適化で対応。
  • 海外における事業展開(為替変動): 海外生産より海外販売の比率が高いため為替変動の影響を受けやすい。デリバティブによるヘッジや外貨建て債権の早期回収で対応。
  • 他社との競合等: 大手・新興国企業の市場参入によるシェア低下や価格低下圧力のリスク。地域密着型営業と新製品の継続投入で対応。
  • 人財確保: 開発人財・グローバル人財の確保が追いつかないリスク。人的資本戦略とダイバーシティ推進で対応。
  • 金利変動リスク: 有利子負債依存度28.8%のもとでの金利上昇リスク。資金調達方法の多様化と在庫適正化による運転資金効率化で対応。
  • 知的財産権: 他社との権利侵害・被侵害を巡る訴訟リスク。専門部門による特許取得と権利調査で対応。
  • 法的規制等による影響: 各国の関税・移転価格税制・環境規制等の適用によるコスト増加リスク。グローバルな法規制の調査・管理体制の見直しで対応。
  • 情報セキュリティに係るリスク: サイバー攻撃や情報漏洩による信頼性低下のリスク。専門部門によるセキュリティポリシー策定と監視体制強化で対応。
  • 投資等に係るリスク: 新会社設立や既存会社買収等の投資価値低下や追加資金拠出のリスク。事業性・成長性の評価とリスクリターンの検証で対応。
  • 自然災害・感染症等: 本社・工場が集中する長野県東御市での災害・感染症拡大リスク。事業継続計画(BCP)の整備で対応。

株主還元

ゆり: 株主還元だけを見ての投資はダメですが、長期で買う前提の場合は現在値を知っておきましょう。

項目数値補足
発行済株式総数32,040,000株5期を通じて増減なし(株式分割・併合の実施なし)
自己株式数・保有割合3,077,615株(9.61%)大規模な自己株式取得プログラムは実施していない
1株当たり年間配当55.00円普通配当25.0円+特別配当5.0円の期末30.0円、中間配当25.0円。5年前の15.00円から約3.7倍
配当利回り2.89%参考株価1,900円ベース
連結配当性向35.9%5年間は28〜36%のレンジで推移。当期は特別配当を含みやや高め
配当方針業績連動の安定配当中間・期末の年2回配当を基本方針とし、内部留保は事業展開と財務基盤強化に充当
当期の自己株式取得32株・6万円単元未満株式の買取り程度で、大規模な取得は実施していない
ストック型収益に対する配当の位置づけ参考値約1.9%年間配当総額(概算15.9億円)÷連結売上高(837.3億円)。市場別の売上内訳は開示に含まれず未取得のため参考値

7. 補足: データの読み方と注意点

参考株価は本記事を作成した時点の値(2026年9月4日15時24分時点、1,900円)を使用しています。

財務数値は連結(日本基準)ベースで整理しています。時価総額・PER・配当利回り・当期のネットキャッシュ比率は参考株価を前提とした参考値で、自己株式は控除していません。

ネットキャッシュは、現金及び預金から有利子負債を差し引いた値です。貸借対照表に有価証券の該当科目が見当たらないため、有価証券は0円として扱っています。

5年推移表・グラフのネットキャッシュ比率は、各期の有価証券報告書提出日の終値と当時の発行済株式総数から算出した各期の時価総額に基づく参考値です。指標まとめのネットキャッシュ比率(当期のみ)は記事作成時点の参考株価を基準としており、算出の前提が異なります。

有価証券報告書の抽出データに、経営成績の増減理由を定量的に説明する項目(セグメント別の売上・利益内訳や為替の影響額など)が5期分すべて含まれていません。そのため、増収が止まった一方で営業利益率が改善した理由のうち、為替差益の関与などはキャッシュ・フロー計算書の明細から推し量った推定にとどまり、金額の切り分けまではできていません。

財務諸表は EDINET のデータから自動取得しているため、正確性に欠ける可能性があります

本記事は EDINET 提出の有価証券報告書(第51期、2026年6月22日提出)をもとに作成した情報整理記事です。 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 投資判断はご自身の責任でお願いします。