決算分析

キッセイ薬品工業株式会社
2026-03期 有報5年推移分析

公開日: 2026/09/04

増収なのに営業赤字、それでも最高益 | 有価証券報告書 2026年3月期

参考株価と時価総額

項目
前提2026-09-04 10:12時点の参考株価。当期(2026年3月期)提出日現在の発行済株式総数で算出
株価4,040円
発行済株式総数46,541,985株
時価総額1,880.3億円

増収なのに営業赤字、それでも最高益 ―― キッセイ薬品工業2026年3月期を読む

提出日:2026-06-22 / 会計期:2026年3月期

項目前期当期前期比
売上高883.30億円974.06億円+10.3%
営業利益57.73億円△29.27億円赤字転落
当期純利益119.61億円137.79億円過去最高

ようか | キョトン

やよい姉、この表おかしくない?

売上は増えてるのに、真ん中だけマイナスだよ?


やよい | 説明

おかしくはない。

そう書いてあるとおりじゃ。


ようか | 泣きつく

じゃあ赤字なんだ……大丈夫なの?


やよい | あきれ顔

慌てるでない。

いちばん下の行も見るのじゃ。


ようか | 驚き

えっ、いちばん下は過去最高!?

赤字なのに最高益って、そんなことある!?


やよい | 自信あり

あるのじゃ。

しかも理由は、上と下でまったく別物でな。

順に見ていくとしよう。


目次

  • 会社概要: 医薬品に強い長野の創薬会社
  • 収益構造: 目先の利益より、次の新薬
  • 前期からの変化: 増収なのに営業赤字転落!?
  • 当期の注目ポイント: 数字の焦点
  • 5年推移の財務諸表まとめ: 5期連続増収の中身
  • 指標まとめ: 来期に答えが出る問い
  • 補足: データの読み方と注意点

1. 会社概要: 医薬品に強い長野の創薬会社

ようか | 笑顔

キッセイ薬品工業かぁ、お薬を作ってる会社だっけー?

やよい姉!解説よろしく!!


やよい | 自信あり

うむ!わらわが解説してやるぞ。

キッセイ薬品工業は長野県松本市が本拠の医薬品メーカーじゃ。

自社で新薬を生み出す創薬研究を中核に、他社から導入した薬もあわせて売って稼いでおる。


ゆり | 無表情

まとめたのです。

区分内容
主力商品自社創薬の医療用医薬品(泌尿器・婦人科・腎疾患領域など)と、他社からの導入品
その他商品ヘルスケア食品、そば等食品・設備機器販売、システム開発・情報機器レンタル、建設・施設メンテナンス
収益形態医薬品は特許期間中は安定的だが、後発品参入や薬価改定でフロー化しやすい。その他事業はおおむねフロー型
開示区分医薬品事業/物品販売事業/情報サービス事業/建設・施設メンテナンス事業の4区分

ようか | 驚き

薬もそばも建設も!?なんでも屋さんじゃん!?


やよい | あきれ顔

そば屋ではないぞ。

中核は医薬品事業で、グループ利益の大部分をそこで稼いでおる。

残りの3つは、それぞれ子会社が担う多角化事業じゃ。


ゆり | 微笑み

医薬品を中核に、子会社3社で事業を広げている会社ということですね。

2. 収益構造: 目先の利益より、次の新薬

ゆり | 無表情

収益に対する企業姿勢はどうなのでしょう?


やよい | 自信あり

うむ。よい指摘じゃ。

2025年4月に始まった中期経営計画「Beyond 80」で、成長投資のフェーズに入ったのじゃ。


ようか | キョトン

成長投資って、工場でも建てるの?


やよい | 説明

薬の会社にとっての投資は、まず研究開発じゃ。

その費用を大きく積み増し、米国ボストンには創薬の新拠点も開いておる。


ようか | キョトン

じゃあ、いま儲けるより先に種をまいてるってこと?


やよい | 自信あり

そういうことじゃ。

目先の利益より、将来の新薬候補を増やすことを優先する姿勢が見えるのう。


ゆり | 微笑み

研究開発を優先して、将来の新薬創出につなげる姿勢、ということですか?


やよい | 説明

うむ。そう読んでよい。

あとは、積み増した研究開発投資が実際に新薬の承認・上市までつながるか。

そこを見ていく必要があるな。

3. 前期からの変化: 増収なのに営業赤字転落!?

売上と利益:赤字にしたのは研究開発費

ようか | 笑顔

さっきの表、そろそろ種明かしして!

増収なら営業利益も伸びてるっしょ!?


やよい | 説明

それが違うのじゃ。

売上は伸びたのに、営業利益は赤字に沈んでおる。

項目前期比較前期当期
売上高883.30億円974.06億円
営業利益57.73億円△29.27億円
営業利益率6.5%△3.0%
当期純利益119.61億円137.79億円

ようか | 泣きつく

売れてるのに赤字って、何にお金を使ったの!?


やよい | 説明

研究開発費じゃ。

128.89億円から225.21億円へ、+74.8% も増えておる。

3品目の新薬候補が新たに臨床試験入りした結果じゃな。


ようか | キョトン

臨床試験って、そんなにお金かかるんだ。


ゆり | 無表情

一方で純利益は増えているのです。

投資有価証券の売却益 170.44億円 が計上されているのです。


やよい | 説明

うむ。持っていた株を売った益じゃ。

政策保有株式・純投資株式を売った分が、営業赤字を覆い隠す形で効いておるのじゃ。


ようか | 驚き

じゃあ最高益って、薬で稼いだお金じゃないんだ!

現金とネットキャッシュ:減るどころか増えていた

ようか | キョトン

研究開発にお金使いまくって、現金は減ってるんじゃないの!?


やよい | 説明

それも違うのじゃ。

現金はむしろ増えておる。

項目前期比較前期当期
現金及び預金251.69億円290.57億円
有利子負債12.80億円12.50億円
ネットキャッシュ238.89億円278.07億円
ネットキャッシュ比率12.34%14.79%

ようか | 驚き

借金の行、けた違いに小さい!


やよい | 説明

もともと12〜16億円ほどしかなく、実質無借金じゃ。

設備投資は必要じゃが、借入に頼らずとも自己資本比率 83.7% を保てておるのう。


ゆり | 無表情

現金が増えた理由は、このあとのフリーCFと関係しているのです。

フリーCF:増えたのに、本業で稼いだお金ではない

ようか | 驚き

フリーCFはどうだったの?

営業赤字なのに増えてたら変じゃない!?


やよい | 説明

鋭いのう。

実はその通りで、中身にはからくりがあるのじゃ。

項目前期比較前期当期
営業CF65.21億円△14.85億円
投資CF49.52億円175.00億円
フリーCF114.73億円160.15億円

ようか | キョトン

本業のほうがマイナスなのに、合計はプラス……?


ゆり | 無表情

内訳を並べてみたのです。

向き項目前期当期
押し下げ(営業CF)投資有価証券売却益の調整額△120.27億円△169.81億円
押し下げ(営業CF)売上債権の増加+9.55億円
押し下げ(営業CF)棚卸資産の増加+18.58億円
押し上げ(投資CF)投資有価証券の売却・償還収入139.98億円219.95億円
押し下げ(投資CF)有形固定資産の取得45.07億円48.83億円
押し下げ(投資CF)投資有価証券の取得9.12億円19.89億円

やよい | 説明

フリーCFが増えたのは、本業が稼いだからではないのじゃ。

政策保有株式・純投資株式を売って現金に換えた分が大きい。

設備投資自体は売上比5%程度で、大きくは膨らんでおらぬぞ。


ようか | キョトン

上の2行、同じ「株を売った」話が別の場所に出てるのはなんで?


やよい | 説明

よいところに気づいたのう。

株の売却益は本業の儲けではないゆえ、営業CFからはいったん差し引く決まりじゃ。

そのうえで、売って入ってきた現金は投資CFに載る。

同じ取引が、二か所に分かれて出てくるというわけじゃな。


ゆり | 真剣

財務CFは△93.25億円→△102.55億円へ、さらに流出が拡大しました。

配当支払いは38.01億円→48.41億円に増えています。


やよい | 説明

配当を増やしたことが、財務CFの流出拡大の主因じゃな。


ゆり | 微笑み

売上は伸びて現金も増えていますが、本業の営業損益とキャッシュ創出力は当期悪化している、ということですね。

4. 当期の注目ポイント: 数字の焦点

ようか | 泣きつく

ゆり姉ぇ~わたしにも分かるようにポイントまとめて~😢


ゆり | 微笑み

まとめてみました。


▶ 売上高は前期比 +10.3%974.06億円 で5期連続増収。ただし営業利益率は6.5%から △3.0% へ悪化し、営業利益は △29.27億円 の赤字に転落。

▶ 手元資金(現金及び現金同等物)は前期比 +12.1%539.71億円 に増加。

▶ フリーCFは前期比 +39.6%160.15億円。ただし内実は営業CFの悪化(65.21億円→△14.85億円)を、投資有価証券売却による投資CF拡大が上回った結果なのです。

▶ 営業赤字転落の主因は研究開発費の急増(128.89億円→225.21億円、+74.8%)。中期計画「Beyond 80」の成長投資フェーズ入りによるものなのです。


5. 5年推移の財務諸表まとめ: 5期連続増収の中身

ようか | 笑顔

前期との違いは分かったけど、ちょっと長いスパンで見るとどうなんだ!?


やよい | 自信あり

うむ、まずは稼ぐ力を見て行こう。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高654675756883974
当期純利益129105112120138
営業利益△14△114058△29
営業利益率△2.1%△1.7%5.3%6.5%△3.0%

やよい | 説明

ようか、ここから何を見る?


ようか | 驚き

え、赤字の年が2回もあるじゃん!?

しかも今期また赤字!?


やよい | あきれ顔

早とちりするでない。

過去の赤字は2022・2023年3月期じゃが、当時の詳しい理由は開示情報からは追い切れぬ。

ただ、その頃も経常利益と純利益は黒字を保っておった。


ようか | キョトン

じゃあ、今回の赤字とは別ものなの?


やよい | 説明

理由がはっきりしておる点が違うのじゃ。

今期は研究開発費を積んだ結果と言い切れる。

売上のほうも5期で654億円から974億円まで伸びており、こちらは一度も後退しておらぬ。


やよい | 自信あり

次はお金の流れを追っていくぞ。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金300259229252291
現金及び預金の対資産率12.6%11.7%8.8%10.3%10.6%
ネットキャッシュ284244216239278
ネットキャッシュ比率21.5%15.9%13.6%12.2%15.2%
フリーCF123△770115160

ようか | キョトン

現金の棒、いったん下がってまた戻ってる感じだ。


ゆり | 無表情

現金は増えているけど、それは投資有価証券を売った分ということですか?


やよい | 説明

うむ。本業の営業CFではなく、政策保有株式・純投資株式を売った資金が積み上がっておる。

営業CFのほうは2022年3月期こそ黒字じゃったが、2023・2024年3月期はマイナスに転じておる。

2025年3月期にいったん戻したものの、当期はまた沈んだ形じゃ。


ようか | 驚き

5年のうち3年もマイナスなんだ!


やよい | 説明

そこがこの会社を見るときの勘所じゃな。

先ほども触れたが、手元の現金が厚いのは、稼いだ結果というより持ち株を換金した結果じゃ。

換金できる株がいつまでもあるわけではない、というところは頭に置いておくとよい。


ゆり | 微笑み

さらに詳細に知りたい人向けに、財務諸表をまとめたので、必要な方は以下を見るといいのです。

▼ 財務諸表を見る

ゆり

詳細に知りたい人向けに、財務諸表まとめたのです。

▼ BS(貸借対照表)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金300259229252291
流動資産9931,0061,0461,0701,150
有形固定資産241246249271281
総資産2,3812,2122,6092,4412,751
流動負債187150177166217
固定負債172114221174219
純資産2,0221,9482,2112,1012,315
自己資本比率84.6%87.7%84.3%85.6%83.7%

▼ PL(損益計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高654675756883974
売上原価341351382443516
売上総利益312324373441458
営業利益△14△114058△29
親会社帰属純利益129105112120138

▼ CF(キャッシュ・フロー計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
営業CF15△67△1765△15
投資CF108608750175
財務CF△28△34△100△93△103
フリーCF123△770115160
現金増減96△41△302258

(連結・日本基準、単位は億円。現金増減は現金及び現金同等物の増減額を指す)

6. 指標まとめ: 来期に答えが出る問い

ようか | キョトン

なんか、良かったのか悪かったのか分かんない決算だな!


やよい | 自信あり

分からぬときは、無理に白黒つけぬのがよい。

かわりに、来期に答えが出る問いを置いておくとしよう。


  • 研究開発費225.21億円は、新薬の承認まで届くのか? → 3品目が新たに臨床試験に入ったばかりで、成果が売上に乗るのはまだ先。Beyond 80 の期間中に何品目が上市まで進むかが焦点になる。

  • 営業赤字は成長投資による一時のものか、それとも居座るのか? → 研究開発費を今の水準で積み続けるなら、売上がさらに伸びないかぎり営業黒字には戻らない。

  • 株の売却益に頼らずに、最高益を出せるのか? → 当期の純利益137.79億円は投資有価証券売却益170.44億円に支えられている。売る株が減れば、この形は続かない。

  • 年160円の配当は維持できるのか? → 創立80周年記念配当40円を含み、配当性向は53.1%まで上がった。累進配当方針とBeyond 80の配当総額270億円計画をどう並び立たせるかが問われる。


ゆり | 微笑み

さらなる分析用は下を開いて見るのです。

分析用データを見る

指標まとめ(2026年3月期)

やよい: 単純な数値では測れぬが、バリュエーション指標としてはPEREBITDAROICあたりを、財務健全性は流動比率EBITDA/利息あたりを、株主還元余地は現金比率ネットキャッシュ比率を指標として見るとよいぞ。

指標算出値見方
PER13.65倍時価総額 ÷ 親会社株主純利益。利益に対する株価の高さ
現金比率10.56%現金及び預金 ÷ 総資産。資産に占める現金の厚み
流動比率530.1%流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力
ネットキャッシュ278.07億円現預金+有価証券×0.7-有利子負債
ネットキャッシュ比率14.79%ネットキャッシュ ÷ 時価総額
EBITDA17.17億円営業利益+減価償却費。本業の資金創出の目安
EBITDA/自己資本0.75%EBITDA ÷ 自己資本。資本に対する稼ぐ力
EBITDA/利息61.32倍EBITDA ÷ 支払利息。利払い負担の軽さ
ROIC△0.89%税引後営業利益 ÷ 投下資本。当期は営業赤字で低下
PBR0.73倍株価 ÷ 1株当たり純資産額。会社は中期計画でPBR1倍超を目標に掲げている

ゆり | 真剣

政策保有株式・純投資株式を7掛けで含めたネットキャッシュは 1,007.97億円 で、時価総額の53.6%に達しているのです。

やよい | 説明

うむ。会社はPBR1倍超を目標に掲げておるが、今のPBRは0.73倍じゃ。

この政策保有株式・純投資株式をどれだけ圧縮できるかが、目標達成の焦点になるとみておるぞ。

リスク

ようか: 有報からの抜粋だぜ!

  • 医薬品の研究開発に係るリスク: 新薬開発には多額の費用と長い期間を要し、承認可否や時期を確実に予測できない。
  • 医薬品行政の動向によるリスク: 薬価改定など薬剤費抑制策の強化が業績・財政状態に影響する可能性。
  • 他社医薬品との競合によるリスク: 同種の他社医薬品や特許満了後の後発品との価格競合。
  • 医薬品副作用発現によるリスク: 未知の副作用発現による使用制限・販売中止の可能性。
  • 医薬品の品質に関するリスク: 品質上の問題による製品回収等の可能性。
  • 知的財産に関するリスク: 知財を保護できない場合の競争優位性低下、または他社知財への抵触による係争の可能性。
  • 訴訟に関するリスク: 特許関連・製造物責任・環境・労務等に関する訴訟提起の可能性。
  • 情報セキュリティ及び情報管理に関するリスク: サイバー攻撃や情報流出・漏洩の可能性。
  • サプライチェーンに関するリスク: 災害・感染症・地域紛争等によるサプライチェーン寸断の可能性。
  • 保有資産に関するリスク: 事業用資産・投資有価証券等の減損損失計上の可能性。
  • 環境保全に関するリスク: 化学物質等による環境影響、対応費用発生の可能性。

2022・2023年3月期にあった「繰延税金資産の回収可能性に関するリスク」は、当期のリスク一覧には見当たらない。整理された背景は開示情報からは特定できない。

株主還元

ゆり: 株主還元だけを見ての投資はダメですが、長期で買う前提の場合は現在値を知っておきましょう。

項目数値補足
発行済株式総数46,541,985株うち自己株式5,089,961株(自己保有割合10.9%)
1株当たり年間配当160円中間60円+期末100円(普通60円+創立80周年記念配当40円)
配当利回り3.96%参考株価4,040円ベース
連結配当性向(配当方針)40%以上累進配当方針。実績(提出会社ベース)は53.1%まで上昇
Beyond 80配当総額計画270億円2025年4月〜2030年3月の5ヵ年累計目安
Beyond 80自己株式取得計画300億円年60億円目安、5ヵ年累計
ストック型収益の位置づけ該当なし医薬品は特許期間中一定のストック性を持つが、全社としてはフロー型中心

7. 補足: データの読み方と注意点

参考株価は本記事を作成した時点の値(4,040円、2026-09-04 10:12時点)を使用しています。

財務数値は連結(日本基準)ベースで整理しています。時価総額・PER・配当利回り・ネットキャッシュ比率は参考株価を前提とした参考値で、自己株式は控除していません。

ネットキャッシュは、現金及び預金と有価証券(売却時の税負担を見込んだ7掛け評価)の合計から、有利子負債を差し引いた値です。5年推移表のネットキャッシュ比率は、各期の有報提出日終値と当時の発行済株式総数から算出した各期の時価総額に基づく参考値です。一方、指標まとめのネットキャッシュ比率(14.79%)は記事作成時点の参考株価(4,040円)を用いた別基準の値であり、算出時点が異なる点にご留意ください。

過去4期(2022〜2025年3月期)のPERは、参考株価4,040円を過去の発行済株式総数(自己株式控除前)に当てはめた分析用の参考値で、当時の実勢株価に基づくものではありません。有価証券報告書に記載の実際のPERは9.1倍、11.6倍、14.3倍、14.0倍(第77〜80期)です。

報告セグメント別の売上高・利益の実額内訳や経営成績の増減説明(MD&A)は、有価証券報告書の抽出範囲に含まれていないため、事業区分ごとの定性的な位置づけや、投資有価証券売却益の個別銘柄別の内訳などは財務データから推し量った推定を含みます。

財務諸表は EDINET のデータから自動取得しているため、正確性に欠ける可能性があります。

本記事は EDINET 提出の有価証券報告書(第81期、2026年6月22日提出)をもとに作成した情報整理記事です。 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 投資判断はご自身の責任でお願いします。