決算分析

株式会社サンテック
2026-03期 有報5年推移分析

公開日: 2026/09/04

売上は減り、利益と現金は増えた | 有価証券報告書 2026年3月期

参考株価と時価総額

項目
前提2026-09-04時点の参考株価。当期発行済株式総数で算出
株価1,649円
発行済株式総数16,000,000株
時価総額263.8億円

売上は減ったのに、利益も現金も増えた ―― サンテック2026年3月期を読む

提出日:2026-06-22 / 会計期:2026年3月期

項目前期当期前期比
完成工事高678.59億円610.77億円△10.0%
営業利益21.23億円30.14億円+42.0%
営業CF△15.53億円58.31億円黒字転換

ようか | キョトン

やよい姉、いちばん上だけマイナスなんだけど。


やよい | 説明

売上が1割ほど減った、ということじゃな。


ようか | 泣きつく

売上が減ったのに、下の2行は増えてる!

しかも真ん中、4割以上も増えてるじゃん!?


やよい | 自信あり

そこじゃ。

減って、増えた。同じ年に両方が起きておる。


ようか | 驚き

いちばん下なんてマイナスからプラスだ!

なんで!?


やよい | あきれ顔

慌てるでない。

理由は上と下でまったく別の話でな。


ようか | キョトン

別々……?


やよい | 自信あり

順に見ていけば分かる。

まずはこの会社が何をしておるか、そこからじゃ。


目次

  • 会社概要: 内線工事・電力工事の総合設備工事会社
  • 収益構造: 選別受注へ寄せるフロー型
  • 前期からの変化: 減収でも増益になった年!?
  • 当期の注目ポイント: 数字の焦点
  • 5年推移の財務諸表まとめ: 赤字続きからの反転局面
  • 指標まとめ: 来期に答えが出る問い
  • 補足: データの読み方と注意点

1. 会社概要: 内線工事・電力工事の総合設備工事会社

ようか | 笑顔

サンテックかぁ、電気の工事をしてる会社だっけー?

やよい姉!解説よろしく!!


やよい | 自信あり

うむ!わらわが解説してやるぞ。

サンテックは内線工事や電力工事を個別に受注して完成させ、その都度収益にする施工中心の会社じゃ。

ビルや工場の電気設備工事、送配電線の工事などが柱じゃな。


ゆり | 無表情

まとめたのです。

区分内容
主力商品・サービス設備工事業(内線工事・電力工事・空調給排水工事の請負施工)
その他商品機器製作業(受配電盤・分電盤・制御盤の設計製作、電気関連機器の販売・保守)
収益形態個別受注・工事完成基準によるフロー型
開示区分設備工事業/機器製作業/その他事業(太陽光発電、非連結)の3区分

ようか | キョトン

電気工事の会社なのに海外もやってるの?

海外で電気工事とかできるんだ!


やよい | あきれ顔

できるのじゃ。

タイ、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、それに中国・上海にも現地法人を置いておる。

現地の施工や資材納入を担っておってな。海外売上比率は当期でおよそ 40% じゃぞ。


ゆり | 微笑み

国内の内線・電力工事を土台にしつつ、海外拠点も使って工事を積み上げている会社なのです。

2. 収益構造: 選別受注へ寄せるフロー型

ゆり | 無表情

収益に対する企業姿勢はどうなのでしょう?


やよい | 自信あり

うむ。よい指摘じゃ。

第14次中期経営計画で「施工力・営業力・人財力等のソフトパワー強化」を掲げておる。

設備工事の請負に伴う人員と海外拠点の維持拡充へ重点を置いておるのじゃ。


ようか | キョトン

じゃあ工場を建てたりはしないんだ?


やよい | 説明

そういう商売ではないのじゃ。

大きな設備を増やすというより、人と拠点への投資で受注を積み上げていく形じゃな。

2029年3月期には連結売上高700億円、営業利益30億円を目標に掲げておるぞ。


ゆり | 微笑み

人と拠点への投資で受注を積み上げる方針、ということですね。


やよい | 説明

うむ。そうじゃな。

もうひとつ、「受注案件の選別と収益性重視の営業戦略の推進」を優先課題に掲げておる点にも注目じゃ。

量を追うより採算を重視する方向へ転換しつつある。これが利益率にどう表れるかを見ていく必要があるな。

3. 前期からの変化: 減収でも増益になった年!?

売上と利益:減った売上、上がった採算

ようか | 笑顔

去年と比べて売上と利益はどうだったの?

また伸びたんでしょ!?


やよい | あきれ顔

冒頭でも触れたが、実は逆なのじゃ。

あらためて並べるぞ。

項目前期比較前期当期
完成工事高678.59億円610.77億円
営業利益21.23億円30.14億円
営業利益率3.13%4.93%

ようか | キョトン

やっぱり売上だけ減ってる。

なのに利益は増えてる……。


やよい | 説明

わらわの見立てじゃが、主因は完成工事総利益率の改善じゃ。

11.46%→14.94% へ上がっておる。


ようか | キョトン

工事1件あたりの儲けが太くなったってこと?


やよい | 説明

そういうことじゃ。

同じ量をこなさずとも、残る利益は増えたわけじゃな。


ゆり | 微笑み

量より採算を重視する選別受注へ寄せた年、ということですか?


やよい | 自信あり

わらわはそう読んでおる。

ただし、案件ごとの採算までは開示されておらぬゆえ、断定はできぬがのう。

現金とネットキャッシュ:一気に厚みが戻った

ようか | 驚き

現金めっちゃ増えてるじゃん!?

これもう安泰でしょ!!


やよい | あきれ顔

早とちりするでない。

中身をよく見るぞ。

項目前期比較前期当期
現金及び預金91.11億円144.05億円
現金及び預金の対資産率15.4%23.8%
ネットキャッシュ60.60億円107.15億円

ようか | 驚き

資産に占める割合も上がってる!


やよい | 説明

現金及び預金は +58.1% 増えておる。

工事は出来高払いなどで入金と支払いの波が大きい商売じゃ。

無理な借入に頼らず現金を厚くできておるのは、よい傾向じゃな。


ゆり | 真剣

短期借入金は 30.51億円→36.90億円 へ増えています。

それを差し引いても、ネットキャッシュは +46.55億円 の増加なのです。

フリーCF:赤字から一気に黒字へ

ようか | 笑顔

フリーCFってどうなったの?


やよい | 自信あり

まずは表を見るのじゃ。

項目前期比較前期当期
営業CF△15.53億円58.31億円
投資CF△5.91億円△19.75億円
フリーCF△21.44億円38.56億円

ようか | 驚き

いちばん上、マイナスからプラスに跳ねてる!!

フリーCFも黒字だ!


ゆり | 無表情

内訳を並べてみたのです。

向き項目前期当期
押し上げ(営業CF)売上債権の増減額△97.61億円+65.40億円
押し上げ(営業CF)税引前利益の増加+14.94億円
押し下げ(営業CF)仕入債務の増減額+39.66億円△47.31億円
押し下げ(投資CF)定期預金の預入による支出△1.47億円△12.41億円
押し下げ(投資CF)投資不動産の取得支出△4.42億円△8.09億円

やよい | 説明

いちばん効いたのは売上債権じゃ。

前期は工事代金の未回収が積み上がっておったが、当期はそれが一気に回収された。

キャッシュ・フローの明細から推し量った見立てじゃが、これが黒字転換の中心じゃな。


ようか | キョトン

設備にお金を使ったわけじゃないんだ?


やよい | 説明

設備投資そのものは維持更新が中心で、大きくは増えておらぬ。

投資CFが重くなったのは、定期預金への預け入れと投資不動産の取得じゃ。


ゆり | 微笑み

財務CFは △0.52億円 でした。

配当の支払いと、短期借入金の増加がおおむね同じ規模なのです。


やよい | 説明

差し引きでほぼ相殺された形じゃな。

全体をまとめるとこうじゃ。

前期の売上急拡大で積み上がった債権が当期に回収され、投資と配当に回してもなお手元に厚く残った年じゃ。

4. 当期の注目ポイント: 数字の焦点

ようか | 泣きつく

ゆり姉ぇ~わたしにも分かるようにポイントまとめて~😢


ゆり | 微笑み

まとめてみました。


▶ 完成工事高は前期比**△10.0%(678.59億円→610.77億円)の減収だが、完成工事総利益率が11.46%→14.94%へ改善し、営業利益は+42.0%**(21.23億円→30.14億円)の増益となったのです。

▶ 手元資金(現金及び預金)は**+58.1%144.05億円**、ネットキャッシュも**+76.8%107.15億円**へ積み増したのです。

▶ フリーCFは前期の赤字**△21.44億円から38.56億円**の黒字へ転換。主因は売上債権回収の進捗なのです。

▶ ネットキャッシュ比率は**40.61%**で、ネットキャッシュ企業ではあるものの、まだ時価総額を上回る水準には達していないのです。

▶ 1株配当は65円(前期40円から**+25円**)で5期連続の増配、単体配当性向は**66.0%**と中期経営計画の目安(30%)を上回っているのです。


5. 5年推移の財務諸表まとめ: 赤字続きからの反転局面

ようか | 笑顔

前期との違いは分かったけど、ちょっと長いスパンで見るとどうなんだ!?


やよい | 自信あり

うむ、まずは稼ぐ力を見て行こう。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高400389507679611
当期純利益△15△81728
営業利益△2△8△112130
営業利益率△0.57%△2.15%△2.22%3.13%4.93%

やよい | 説明

左の3期は営業利益が赤字じゃ。

それが第78期から黒字に転じ、当期はさらに積み上げておる。


ようか | 驚き

3年も赤字だったんだ!


やよい | 説明

うむ。完成工事総利益率も第77期の 9.31% が底でな。

そこから当期の14.94%まで戻してきておる。

ようか、ここから何を見る?


ようか | 自信あり

売上がずっと伸びてるってことは、この会社はどんどん受注が増えてる会社ってことだな!?


やよい | あきれ顔

そう単純でもないのじゃ。

売上は第78期の 679億円 をピークに、当期は611億円へ減っておる。

伸び続けておるのは売上ではなく、採算を示す利益率の方じゃぞ。


ようか | キョトン

なるほど、伸びてる線が違うのか。


やよい | 自信あり

そういうことじゃ。

次にキャッシュの流れを追っていくぞ。


項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金89.05110.1898.6891.11144.05
現金及び預金の対資産率19.6%24.1%20.2%15.4%23.8%
ネットキャッシュ82.83105.9883.2760.60107.15
ネットキャッシュ比率69.30%93.05%69.49%44.82%48.31%
フリーCF25.1921.81△15.96△21.4438.56

ようか | 驚き

真ん中の2年、棒が下に沈んでる!


ゆり | 無表情

赤字だった第75期・第77期より、増収が続いた第78期の方がネットキャッシュ比率は低いのですか?


やよい | 説明

そういう理解の仕方もあるが、本質的には売上債権の回収サイクルが効いておるのじゃ。

売上が急拡大した第77-78期は工事代金の未回収が積み上がり、営業CFが2期連続でマイナスになった。

当期はその債権が一気に回収され、ネットキャッシュが 60.60億円→107.15億円 へ戻った形じゃな。


ようか | キョトン

売れれば売れるほど、お金が先に出ていくのか。


やよい | 説明

工事の商売はそうなりやすい。

先に材料と人件費が出て、代金は後から入るからのう。


ゆり | 無表情

配当は 10円→65円 へ6.5倍になったのです。

この5年で株式分割・併合は行われていないので、単純に比較できる数字なのです。


やよい | 自信あり

配当を増やし続けられるのも、この現金の厚みがあってこそじゃな。


ゆり | 微笑み

さらに詳細に知りたい人向けに、財務諸表をまとめたので、必要な方は以下を見るといいのです。

▼ 財務諸表を見る

ゆり

詳細に知りたい人向けに、財務諸表まとめたのです。

▼ BS(貸借対照表)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
現金及び預金89.05110.1898.6891.11144.05
流動資産261.34279.05304.30398.42396.87
有形固定資産71.2873.7579.3783.6584.02
総資産454.32456.35488.00590.39605.43
流動負債133.77146.41185.74269.90251.81
固定負債14.478.8312.9514.5916.69
純資産304.30299.90288.42305.89336.92
自己資本比率66.8%65.6%59.0%51.6%55.3%

▼ PL(損益計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
売上高399.50388.77507.31678.59610.77
売上原価353.68346.78460.08600.82519.52
売上総利益45.8241.9947.2377.7791.25
営業利益△2.27△8.32△11.3121.2330.14
親会社帰属純利益△1.244.79△7.7117.4827.66

▼ CF(キャッシュ・フロー計算書)

項目2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期
営業CF28.7215.11△6.60△15.5358.31
投資CF△3.536.70△9.37△5.91△19.75
財務CF△4.23△5.430.6510.12△0.52
フリーCF25.1921.81△15.96△21.4438.56
現金増減24.8421.01△13.73△7.0642.85

(連結・日本基準、単位は億円。現金増減は現金及び現金同等物の増減額を指す。売上高・完成工事総利益・売上原価は当期報告書掲載の完成工事高の系列を基準に整理しており、営業利益は各期提出時点の値)

6. 指標まとめ: 来期に答えが出る問い

ようか | キョトン

売上は減って、利益と現金は増えた。

これって良い年だったの、そうでもないの?


やよい | 自信あり

いま決めつけるより、来期に答えが出る問いを置いておくのがよい。


  • 完成工事総利益率14.94%は、選別受注の成果として続くのか? → 第77期の9.31%からの改善だが、案件ごとの採算を示す開示はない。来期の数字で確かめるしかない。

  • 売上債権の回収で厚くなった現金は、来期も残るのか? → 当期の営業CF黒字化は債権回収によるところが大きい。受注が再び増えれば、同じだけ債権も積み上がる。

  • 減収が続いても、2029年3月期の売上700億円へ届くのか? → 第14次中期経営計画の目標。当期は611億円で、第78期の679億円から後退した。

  • 海外売上比率40%と中東情勢は、採算にどう出るのか? → 当期のリスクに「イラン戦争による中東情勢の悪化」が新たに加わった。資材価格や労務費への影響は、まだ数字には表れていない。


ゆり | 微笑み

さらなる分析用は下を開いて見るのです。

分析用データを見る

指標まとめ(2026年3月期)

やよい: 単純な数値では測れぬが、バリュエーション指標としてはPEREBITDAROICあたりを、財務健全性は流動比率EBITDA/利息あたりを、株主還元余地は現金比率ネットキャッシュ比率を指標として見るとよいぞ。

指標算出値見方
PER9.54倍時価総額 ÷ 親会社株主帰属当期純利益。参考株価×当期発行済株式総数で算出
現金比率23.8%現金及び預金 ÷ 総資産。資産に占める現金の厚み
流動比率157.6%流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力
ネットキャッシュ107.15億円現金及び預金 − 有利子負債(有価証券科目は該当なし)
ネットキャッシュ比率40.61%ネットキャッシュ ÷ 時価総額
EBITDA38.68億円営業利益 + 減価償却費等。本業の資金創出の目安
EBITDA/自己資本11.56%EBITDA ÷ 自己資本。資本に対する稼ぐ力
EBITDA/利息42.04倍EBITDA ÷ 支払利息。利払い負担の軽さの目安
ROIC5.68%税引後営業利益 ÷ 投下資本。赤字3期を経て4.43%→5.68%へ改善

リスク

ようか: 有報からの抜粋だぜ!

  • 競合による受注価格低下と原価上昇について: 受注競争の激化による価格低下、資材費・労務費の高騰による工事原価上昇のリスク。
  • 取引先の信用リスクについて: 発注者・協力会社等の信用不安による請負代金・立替資金の回収不能リスク。
  • 海外事業における社会的変動と為替相場の変動について: 海外売上比率約40%を背景に、進出国の政治・経済情勢の変化や為替変動が採算・代金回収に影響するリスク。
  • 建設工事に伴う人的・物的事故あるいは災害の発生について: 工事現場での作業が主体のため、事故・災害リスクが常にある。
  • 偶発事象(係争事件に係わる賠償責任等): 瑕疵担保責任・製造物責任による損害賠償や訴訟のリスク。
  • 法的規制について: 建設業法・独占禁止法・労働安全衛生法等の改廃や適用基準変更のリスク。
  • 保有資産の時価変動等: 保有不動産・政策保有株式の時価下落や収益性低下のリスク。
  • 退職給付債務等: 数理計算上の前提条件と実績との差異による影響。
  • 情報セキュリティについて: 個人情報等の重要情報の外部流出リスク。

(参考)当期は経営環境認識として「イラン戦争による中東情勢の悪化」に伴う資材価格・労務費の高騰、一部資材の調達難、建設関連投資の見直し・延期によるマーケット縮小リスクが新たに言及されています。過去4期の同セクションにはこの記載はありません。

株主還元

ゆり: 株主還元だけを見ての投資はダメですが、長期で買う前提の場合は現在値を知っておきましょう。

項目数値補足
発行済株式総数16,000,000株自己株式645,490株(4.03%)を含む
1株当たり配当65円前期40円から+25円、5期連続増配
配当利回り3.94%参考株価1,649円ベース
配当性向66.0%単体ベース。前期94.9%からは低下したが中期計画の目安30%は上回る
ストック型収益との関係該当なしフロー型(個別工事の請負施工)の利益から配当を賄う構造
自己株式の消却2024年3月29日自己株式1,000,000株を消却し、発行済株式総数が17,000,000株から16,000,000株へ減少

7. 補足: データの読み方と注意点

参考株価は本記事を作成した時点の値(1,649円、2026-09-04 13:38時点の現在値)を使用しています。時価総額は自己株式を控除せず、参考株価×当期発行済株式総数で算出しています。

財務数値は連結(日本基準)ベースで整理しています。ネットキャッシュは、現金及び預金から有利子負債を差し引いた値です(抽出した財務データに有価証券科目の該当行が無いため、有価証券は0円として計算しています)。

5年推移表の総資産純資産(第75〜77期)は、会社の最新の連結5年表(訂正・遡及修正後の数値)を採用しており、当時提出された有価証券報告書の数値とは数千万円〜2.6億円程度の差があります。同じ表の他の項目は当時の提出値をそのまま使っているため、基準が混在しています。

5年推移表のネットキャッシュ比率は、各期の有価証券報告書提出日の終値と当時の発行済株式総数から算出した各期の時価総額に基づく参考値です。指標まとめのネットキャッシュ比率(当期)は記事作成時点の参考株価を使用しており、算出基準が異なります。

5年推移表のネットキャッシュ比率の算出に使った各期の提出日終値・発行済株式総数・時価総額は次のとおりです。

提出日終値発行済株式総数時価総額
2022-06-27703円17,000,000株119.51億円
2023-06-26670円17,000,000株113.90億円
2024-06-26749円16,000,000株119.84億円
2025-06-25845円16,000,000株135.20億円
2026-06-221,386円16,000,000株221.76億円

2024年3月29日に自己株式1,000,000株の消却が実施され、発行済株式総数は17,000,000株から16,000,000株へ減少しています。株式分割・併合はこの5年間で行われていません。

営業CF・投資CFの増減要因は、キャッシュ・フロー計算書の明細から推し量った推定を含みます。会社側の具体的な内訳(工事案件ごとの採算や資金運用先の詳細など)は開示情報からは追い切れない部分があります。

セグメント別の売上高・利益、受注高・繰越工事高の一覧は、抽出した財務データの範囲には含まれていません。当期の増減益の背景にある個別工事案件・セグメント別の実額までは、本記事の範囲では特定できません。

財務諸表は EDINET のデータから自動取得しているため、正確性に欠ける可能性があります。

本記事は EDINET 提出の有価証券報告書(第79期、2026年6月22日提出)をもとに作成した情報整理記事です。 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。 投資判断はご自身の責任でお願いします。